デミオのシフトノブを交換した

デミオのシフトノブを、前車MSアクセラでも使用していたランエボX AT用に交換した。
マツダ車と三菱車のシフトノブのネジ径、ピッチは同じなのでそのまま流用可能だ。
これが良い感じに使用感の出ているランエボX AT用である。確か4000円位だったと思うが、記憶は定かではない。
なぜこれを選んだかと言うと、手の触れる部分は全て革巻きであってほしいからという単純な理由で探したのだが、どいつもこいつもシフトノブに金属プレートやアクリルプレートを装着しているのである。マツダ車パーツで有名なオートエクゼも例外ではないのだ。

【オートエクゼ】【AUTOEXE】 シフトノブ MT車 M10xP1.25 A1341-03
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Automotive
質は高いが、ご覧の通りシフトノブのトップにブランドロゴを貼り付けてしまっている。残念。
昔のMT車はすべて革巻きであり、シフトパターンの焼き入れを入れているタイプが主流だったのだが、最近のクルマはほぼ全ての車種がシフトノブのトップにシフトパターンを貼り付けている。
カタログ映えはするのだろうが、操作性のフィーリングで言うとこれは最悪だと思う。
なぜなら、シフトパターンの所だけ感触や温度が違うからね。真夏や冬場は本当に嫌な思いをするのだ。
そんな訳でありとあらゆる車の純正シフトノブを調べまくった結果、ランエボ10のシフトノブが昔ながらの全周革巻きだったのだ。
だがランエボ10のMT用はシフトトップに5速MTのシフトパターンが焼き付けられているため、無刻印のAT用と相成ったわけだ。MT用は赤ステッチでマツダ車の内装にピッタリなんだけどね。
ちなみにランエボ10用シフトノブのスペックは、球形・重量は50g程度である。
これが純正シフトノブ。まあデザインは悪くないが、シフトパターン部分が気に入らない。なので交換をする。
こんなものは左に回せば交換ができる。簡単である。
交換完了・・・・・・酷いスキマができてしまっている。
交換自体は簡単だが、このスキマを埋めなければカッコが悪いw
スキマを埋めるためにシフトブーツを嵩上げする作戦にでる。
用意したのはコイツ。ホームセンター等に行けば手に入るゴムパッキン。デミオの場合は25mm程度上げてやる必要があったので3つ購入した。
シフトブーツを取り外すために、バラし作業に入る。まずはこの銀の装飾を外す。ツメ4つで固定されているので前側から上へ引き抜く。少し力を入れれば外れるはず。
こんな感じで4つの白いツメが刺さっているだけ。簡単に外れる。
次はシフトブーツの前側を引き上げる。これもシルバー装飾と同じツメで刺さっているのでゆっくり引き上げる。
シフトブーツはセンターコンソールの間に挟まっているので、ロータリーコマンダーの前方だけを引き上げてばらす。
シフトブーツの後ろ側も引き抜いて、バラしは完了。
この様にパッキンを3つシフトロッドへ差し込む。あとは逆の順序でパネルを戻す。
良い感じに嵩上げされて、スキマはなくなった。バッチリ!
最後の仕上げ。シフトパターンプレートを貼り付ける。これがないと初めて乗る人はシフト位置わかんないからね。
あと、車検も通りません!
銀装飾の真ん中へ貼り付け。色合いもバッチリあってるし、違和感なし!
これで完成です。
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